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つづきを読む

ここでも何度か言ってますが、私は基本的に図書館でラノベを読んでます。
んで気に入った作品は買うことにしてます。

ところで最近気になってるラノベがあります。

乙女は龍を駆る!



軽く作品説明。

これは通称「主龍シリーズ」と言いまして、この作者の作品に何度となく出てくる「主龍ワールド」(これも通称なので作中の正式名称ではない)を舞台としたお話です。

これまでこの「主龍シリーズ」は3シリーズ出てます。
とは言っても互いに完全な続編の関係(例えばアリソンとリリトレとか)にあるわけではなく、あくまで「同じ世界」であるだけの関係でして、主人公も時代も舞台も目的もそれぞれ違います。
挿絵画家も全部違います。
それでもさすがに同じ世界というだけあって、別作品のネタやキャラがゲスト的にチラッと出てきたりするくらいのリンク具合はあります。
前作ファンが思わずニヤリとするところです。


ところが。
4作目である今シリーズではそれらが皆無です。
ええもう潔いとしか言いようがないくらいスッパリ前作キャラとの関わりが断ち切られてます。
出たとしても村人の会話の端っこに名前が上る程度のもんです。
純粋に「世界が同じというだけの新作」です。
要は「前作ファンに媚びることを一切せず新キャラだけで勝負した新作」です。

なんかメグセロに似てると言えば似てますね。

私はそういう姿勢は好きです。
前作キャラが出しゃばるあまり新作キャラを食うという悲劇はあまり見てて気持ちの良いものではないですし。
問題は「そうやって生まれた新作キャラに愛着を持てるかどうか」なんですが。
メグセロはその点で言うと残念ながら正直アレなんですが。


話を戻します。


このシリーズもいつものように図書館で借りて読んでおりました。
話の内容としては可もなく不可もなく、面白くないわけじゃないしキャラも好感持てる感じではあったけど「買うほどじゃない」って印象でした。
(まぁ今まで図書館で読んで面白いと思って買ったのってキノアリソンリリトレだけなんだけど)
にぎやかな主人公御一行様のドタバタ珍道中という感じで。

と思ってたんですが。


シリーズ5冊目、↑の巻をついこないだ読みました。
発売したのは4月なんですが予約待ちの関係で最近まで待ちました。

なんだなんだ急に話が動いてきたぞ

やべえこれは続きが気になる。
久々に続きを早く読みたいと思う話が来た。

…と思ってたら何とまぁ次巻は来月(つまり明後日)発売らしいじゃないですか!
なんということだ!
図書館のタイムラグ万歳!!(そうか)

どうしようこれはちょっと気になるから久々に買ってみようかな。

なんて思っております。




あ、言い忘れてたので補足。

この作品に関してですが
コバルト文庫のくせに恋愛要素皆無です。

いや皆無ってほどでもないけどせいぜい2%くらいです。
開始当初の消費税より低いほどのレベルです。
それすら恋愛って呼んでいいのか疑わしいレベルだし。
一言で言うなら最近の少年ジャンプの漫画のほうがよっぽど恋愛要素あります。
まぁ見る人によっては「これ恋愛要素じゃない?」と思うシーンもあるかもしれませんがこのシリーズをずっと読んでる身としては「龍と人間の恋愛はない」(成就するしない以前に「ありえない」)って認識があるのでやっぱり皆無と言っていいレベルです。

私は基本的にノマカプ好きのカプ厨ですが別にそれがないと読む気がしないとか言うほど頭が硬いわけでもないので普通に楽しんでます。



そういえばこの挿絵描きさんなんですが、ちょっと検索したらすぐ見つかりました。
んで訪ねてみたら普通にDグレのラビアレでバリバリびーえるなお方だったりしたわけですが別にそんなのはいつものことなので特に気にしません。

問題は。

サイトに商業情報が全く載ってない。
(商業情報=こういう挿絵の仕事とか)

これは…
潔いと言っていいのかどうなのか。
とりあえずカッコいいぞ!と言っておく。とりあえず。

一瞬「本当にこの人で合ってるよね?」と確認してしまったけど絵のタッチが同じだから間違いないだろう。




これ以降は作品についてのネタバレあるのでお気をつけて。

拍手



この5巻(駆る)を読んで第一に思ったこと。



なんで水龍こんなに少ないの!!??


え、ちょ、待って。
そりゃ水龍は昔から(それこそ「龍と魔法使い」の時代から)少ないって設定だったけどその時だって数百くらい生息してなかったっけ!?
龍魔ガイドブック読んだの遥か昔だから自信ないのだけれど…うぅぅ。

なんで、いつの間に、どういう経緯でこんなに個体数が減ってしまったのか。
それについての説明、ちゃんとやってくれるのかなぁ。

残り2巻で完結らしいんだけどちゃんと描いてほしいなぁ…。
頼みますよ榎木先生。


ていうか「売れるとわかったらどこまでもひたすら引き伸ばしにかかる」ことで有名な集英社で全7巻終了ってことはやっぱあんまり人気なかったのかなぁ…。
やっぱ前作ファンに媚びずに続編作るってのは難しいんだろうか…。
ようやく面白くなってきたところなのになぁ(´;ω;`)ウッ...
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