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スイートパラダイス

「セロン君いますか?」
「え?メグミカさん?どうしたんだそのエプロン?」
「あ、ラリー君。来てたんですね」
「ああいやオレのことはいいんだ。セロンほらご指名だぞ!…おいセロン?聞いてるか?」
「……あ、ああ。えっと、俺に何か」
「私知らなかったんです。ロクシェではこの時期、お世話になっている人にチョコレートの手作りお菓子を贈る習慣があるのですね」
「…えっと、まあ、概ねそんなところだ」
「それで私、学校の調理室を貸してもらってリリアと一緒にお菓子を作ることになったんです。でも私、ケーキなんて作ったことないからどうしていいかわからなくて…。それで、料理上手なセロン君ならもしかしてと思ったんです。セロン君、ケーキの作り方わかります?」
「…ああ、妹や母が甘いもの好きだから…家にいるときに作ったことがある」
「でしたらお願いします!お手伝いしてくれませんか?」
「わ、わかった。…ラリー、カードの続きだけど」
「いやいやオレのことは気にすんなって!行ってこい行ってこい今すぐ是非に!」
「ありがとうございます!あ、それとリリアなんですが、セロン君に手伝ってもらおうって私が言ったら帰っちゃったので私一人なんです…」
「リリアさんナイス」
「何か言いました?ラリー君」
「いや何も」
「それではすみません、セロン君をお借りします」
「どうぞどうぞごゆっくり。………でもセロンいいのかそれで」
「何がだ?それじゃ行ってくる」
「それにしてもセロン君、お菓子まで作れるなんて凄いです」
「そんな大層なことじゃない。分量をきっちり量って混ぜるだけだから…」
「………いいんだろうなぁ。多分」


「すごいです!ちゃんとできましたです!」
「そろそろ冷めた頃だから、あとはこれで飾り付けすれば終わりだ」
「はい!」

「こ、これ、難しいのですね。セロン君、お手本お願いします…」
「あまり力を入れすぎなくていいんだ。こんな具合に…」
「うーん…見てると簡単そうなんですが…。そうだ、セロン君、ちょっとすみません」

「これならどのくらいの力でやればいいかわかりますね!…あれ?セロン君?セロン君どうしました?」
「…………」



***




小説は書けないので会話文でお茶を濁す。


というわけで遅れに遅れましたがリクエストの「メグセロでバレンタインネタ(誕生日ネタ)」でした!!
バレンタインとかいつの話だよ!

そもそも描き始めた時点で既にバレンタイン過ぎてたものだから、1日遅れるのも1週間遅れるのも同じだぜ的思考になってしまってました…(駄目人間)

しかし相変わらずリリトレ以外の絵のほうが密着度が高い。何故だ私。

あと、あの世界にウァレンティヌスがいたとも思えないので一応バレンタインという名は出さないでおきました。


リクエストありがとうございました!
確かに私メグセロ殆ど描いてないですね…。
放っといたら好きなものしか描かない人間なものでつい…。
だからこそリクエストがあると普段描かないものを描けるのでありがたいです。
でも新聞部メンバーはちゃんとキャラ掴めてないところもあるので口調とか変だったらごめんなさい…。
リクエストは引き続きゆるーく募集中ですので何かあれば遠慮なくどうぞ。

って、「バレンタイン(誕生日)ネタ」なのに誕生日全く触れてないですね…。
というわけで急遽これの続き書いてみた↓

拍手




***




「セロン君、本当にありがとうございました!おかげで出来上がりました!」
「い、いや、いいんだ」
「ふふふ、いつも貰う側だったので自分が贈り物するなんて不思議な気分です」
「…貰う側?」
「あ、私明日誕生日なんです。偶然ですね。同じ日だなんて」
「……………え」
「セロン君?」



***




どうするセロン。


というわけで誰かこれの続き書いてください。
(投げっぱなしかよ!!!)
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